Life Goes On

まあまあだけど楽しんでる方です

システム開発で動的言語とか

2009-01-25 - marsのメモ - より

少なくともJavaを使っている人にとっては、Ruby on Railsに移行する理由はなくなった思います。

それはそうだけど,Javaでやれている人がわざわざGroovy/Grailsに移行する動機ってのもあまり想像つかなかったりしてます。個人・少数チームの技術の抽き出しを増やすためとかは分かるんだけど,ある程度大きな規模でJava捨ててGroovy選ぶってシチュエーションってあるかいな?
やっぱ静的言語と動的言語って,それに対峙する心構えって違いますよね。

しばらく前に仕事で、Groovy を使ってツールを作るというのをやりました。3、4 人のチームで、ほとんどが Java 屋さん、一人だけ Ruby 屋さんがいました。
最初はみんな Java っぽいコードで、for (a in list) { a.hoge() } とかやっていたのだけど、Ruby 屋さんが list.each { yield.call(it) } なんてやるもんだから、他の人もだんだん LL っぽく書くようになって、クロージャなんかは普通に使うようになってました。
で、出来上がって上司に報告したら、「保守が難しいから Java っぽいコーディングスタイルに統一しろ」とのこと。
色々な開発案件で使ってもらいたい&カスタマイズもあり得る、という前提があるので、上司の要求も分からなくはないのです。でも、そういう風に標準化を進めようとすればするほど(特に大規模開発とかで)、やっぱり自由度は少ないほうがいいってことになるんですよね。
ありきたりだけど、Groovy とか使って遊ぶのは小規模開発 or 趣味のみ、っていうのが正解なんでしょうか。
ちょっとつまんない。